プラセンタ注射の効能と注意点
プラセンタは「胎盤」のことです。
ヒトの胎盤から抽出された有効成分のエキスであるプラセンタ注射の様々な効能を、ご紹介したいと思います。
プラセンタ注射の効能
プラセンタは秦の始皇帝や楊貴妃といった大昔から使われていた歴史のあるお薬です。
近年の日本では1959年から使われています。
胎盤には細胞成長因子や各種栄養素が豊富に含まれていて、自然治癒力を高め、体内調整機能があるということです。
・更年期障害
・自律神経失調症
・慢性的な疲労
・肩こり、腰痛
・アトピー性皮膚炎
・月経前緊張症
・しわ改善、白髪改善
・肝機能改善
・関節リュウマチの症状の改善
すごくたくさんの効能がありますね。アンチエイジングにもぴったりです。
プラセンタ注射の値段と打つ頻度
更年期障害や乳汁分泌不全、肝機能障害に対しては保険適応が認められています。
自費診療になると各病院で値段が異なりますが相場は1回約1000円〜3000円位
プラセンタ注射は、筋肉内注射が皮下注射で打つ頻度は特に決まってはいないですが、持続効果は2〜3日です。
なので、初めは週に2回程度、症状が改善し始めたら1週間に1回の割合の頻度で注射を継続すると良いそうです。
プラセンタ注射をしたら献血できない
意外と知られていないこともあるのですが、ヒト由来のプラセンタ注射を受けたら、献血できないのです。
現存するB型肝炎やC型肝炎、エイズなどのウイルス感染がないことは、きちんと証明されていますので安心して下さい。
ただ、未知のウイルスに対しては感染する危険性がゼロではない、ということなのです。
現時点で危険性が0%でないので、平成18年から厚生労働省の指示により、ヒト由来プラセンタ製剤を注射された方は当分の間は献血は禁止されています。
副作用も少なく、効能がたくさんあるプラセンタ注射ですが、現時点では献血できない、ということをきちんと理解した上で行うことが重要です。
まとめ
アンチエイジングや更年期に向けて、プラセンタ注射はとても効果があります。
しかし今現在は、献血できないことを考えると、きちんと考えてから注射をすることが必要となってきます。
効能やデメリットを理解した上で、自分に合ったプラセンタの使い方を見つけてみて下さい。