アンチエイジング

ボトックス注射の効果と注意点

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今回はボトックス注射の様々な効果と注意点について、美容整形外科で7年働いたアラフォーナースが説明します。

 

ボトックスの作用と効果

まず、ボトックスとは【ボツリヌス菌】から作られるごくわずかな神経毒素(天然のタンパク質)を含んだものです。

 

このボトックスは、神経伝達をブロックして、筋肉をリラックスさせる効果があり様々な治療や美容医療に使われています。

 

ボトックスの効果

・小顔効果(咬む筋肉に注射して歯ぎしりや食いしばりを軽減)

 

・おでこ、眉間、目尻、唇の上、あごのしわ改善

 

・多汗症(脇の下に注射して発汗を抑える)

 

・部分やせ(二の腕やふくらはぎに注射して筋肉を縮小させる)

 

・手足や眼瞼のけいれん(筋肉の緊張を和らげる)

 

・アゴ先をシャープにする(あご先に注射することで緊張が解けて長くなる)

 

・肩こり改善(首の付け根から背中に注射して僧帽筋の緊張を緩和)

 

ボトックスの効果持続期間と値段

ボトックス注射をしてから23日後から少しずつ効果が現れ始め、2週間位で安定した状態になります。

 

また、初めてだと効果が出やすい傾向にあります。

 

ボトックス注射の効果の持続時間は34ヶ月と言われていますが、個人差があり部位によって異なります。

 

効果が消失する前に次回のボトックス注射をすると元に戻りにくくなります。

 

また、継続していくことで、効果の持続時間が少しずつ長くなるようです。

 

ただし、基本的には最低でも3ヶ月以上の間隔を空ける必要があるので注意が必要です。

 

ボトックス注射の値段ですが、個人差があり部位によって異なります。

 

例としては、

・額   8000円〜60000円

・目尻  8000円〜50000円

・顔の両頬 3000円〜85000円

・ワキガ・多汗症 25000円〜60000円(特定の条件で保険適応になる場合あり)

・両ふくらはぎ 50000円〜150000円

 

保険適応となっているのは、一部ワキの多汗症、眼瞼痙攣(瞼が開けづらい、眩しい)

手足の痙縮(筋肉がつっぱっている状態)などがあります。

 

 

ボトックス注射の注意点

主な副作用として

 

・表情の喪失

・頭痛

・眉毛の位置が下がる

・まぶたが下がる

・痛み

・腫れ

・内出血

 

そして、失敗しても修正が非常に難しいのです。

 

経過観察をしてボトックスの効果が消えるのを待つしかないのです。

 

よほど量が過剰でなければ、1ヶ月ほどで症状は落ち着いてくると考えられます。

 

まとめ

しっかり効果があるボトックス注射は、万が一失敗すると日常生活に支障が出る恐れもあります。

 

ボトックス注射を行う場合は、まず病院でしっかりとカウンセリングを行い、どのようなボトックス製剤を使用しているのか、また料金も確認して下さい。

 

できれば多くの症例数がある熟練の医師を選んで、施術することをオススメします。

 

 

 

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